私はアメリカ南部で暮らしているのですが、摂氏35度を超える毎日が続いて、7月に入ったばかりだというのにすでに夏バテ状態です。
湿度の高い日本に比べたらマシなのでしょうけど、40度近くにもなると外に出るのも億劫になります。
とはいえ休みの日に1日中家の中にいるのは嫌なので、近くの公園を夫と散歩しに行ったりするんですけどね。
先週末、散歩に出かけたら土がこんな風(↑)にカラッカラになってました。
そして私も散歩を終える頃には、干からびそうなくらいのどがカラッカラになります。
夏といえば「よく冷えたビール」を想像しますが、私は残念ながらビールはそこまで好きではない。
ワインは好きなのですが、毎日飲んでいたらお財布に響く。
ということで最近は安価でおいしい自宅で作る「サングリア」にハマっています。
サングリアとは
サングリアとはスペイン発祥の飲み物で、ワインに色々なフルーツを漬け込んだカクテルのこと。
アメリカでもレストランやバーなどでメニューに載っているところが多いですが、私は自分の好みの濃さに調整したいので断然家で作る派です。
赤ワインが主流のようですが、白ワインでもロゼでもOK。
好みの果物やジュースを入れるだけで簡単にサングリアができます。
サングリアは、スペインやポルトガルでよく飲まれているフレーバーワインの一種。
赤ワインに、一口大またはスライスした果物と甘味料を入れ、風味付けとしてブランデーあるいはスパイスを少量加え、一晩寝かす。
引用「Wikipedia」
ちなみに日本では、「酒類製造免許がないものがアルコール度数20度未満のワインで浸け置きしたサングリアは酒税法違反となる。」そうなのですが、フルーツを飲む直前に入れればOKだそう。
個人的には別にフルーツをワインに入れて寝かさずとも、十分おいしいと感じるので問題はないと思います。
こんな人におすすめ
サングリアはこんな人におすすめです。
- 甘いお酒(カクテル)が好き
- 安いワインをおいしく飲みたい(私のこと)
- ワイン1本飲み切ることができない
- アルコール代を節約したい(私のこと)
甘いお酒が好きな人や、お酒に弱い人はワインの量が少なくてすむサングリアは飲みやすいかと。
(飲みやすいから飲み過ぎる危険性もありますが・・・。)
私も夫もワインが好きでよく飲むのですが、週に何本も買っていたのでは高くつきます。
サングリアだったら安物ワインや古くなったワインでも、ジュースやフルーツでごまかしながら美味しくいただけるので節約にはもってこいです。
しかも私はジュースをそのまま飲むのが好きではないため、ワインと一緒に摂ることでビタミンも摂取できて一石二鳥。
サングリアの作り方
ではまずは材料をそろえましょう。
- 安物ワイン(高くてもいいけど)
- 好みの果物(リンゴ、オレンジ、ブルーベリーなど)
- ジュース(ソーダ、レモネード、オレンジジュースなど)
私はいつも「Trader Joe’s」、通称「トレジョ」の1.99ドルの安物ワインで作ります。
(オレンジジュースの方が高いぜ・・・)
フルーツはあればリンゴを細かく切って入れています。(細かく切った方が食べやすい)
そしてオレンジジュースは凍らせておくのがベスト。
シャリシャリする食感がたまらなく美味です。
私はCOSTCOで買った冷凍ブルーベリーもよく使います。
洗ったり切ったりしなくてもいいのでとても便利です。
(1.8kgも入っているので、4分の3はブルーベリージャムにして、残りをサングリア用に冷凍庫で常備)
赤ワイン、氷らせたオレンジジュース、冷凍ブルーベリー(とオレンジジュース少々)を入れて出来上がり。
ざくろジュースと白ワインで作ることもあります。
(これまたざくろジュースの方がワインより断然高いぜ・・・)
見た目は赤ワインのサングリアっぽくなってしまいましたが、中身は白ワイン、ざくろジュース、凍らせたオレンジジュース、冷凍ブルーベリーです。
ワイン自体は常温でも、氷オレンジジュースと冷凍ブルーベリーがいい感じに冷やしてくれます。
オレンジジュースを凍らせるために使っているのが、このシリコンの製氷器。
シリコン部分を後ろからポンっと押すと、中の氷が簡単に出てくるので使いやすくてオススメです。
そしてこちらはワインボトル・ストッパー。
使い切らなかったワインを保存するために夫が購入したもの。
コルクを再度入れ直すより簡単だし、食洗機で洗えるのでかなり使えます。
まとめ
レストランやバーで出てくるサングリアは実はあまり好きではなかった私。
ところが自宅で手作りすると、アルコールの量を自分で調整して自分好みの味に仕上がるので、サングリアは私の「夏のドリンク定番」になりました。
仕事から帰ってきて飲むのが平日の楽しみなのですが、最近はワイン、冷凍ブルーベリー、氷オレンジジュースをグラスに直接入れて夫が作ってくれたりします。(それくらい簡単)
最後にサングリアのメリットをまとめてみましょう。
ついでにもうひとつ挙げるとしたら、見た目が可愛いので女子力が上がる(ような気がする)。
こんな良いことだらけのサングリアで、今年もアメリカ南部の暑い夏を乗り切ろうと思います。