クレジットカード

アメリカ在住者必見!【IHGクレジットカードレビュー】IHG Rewards Club Premier Credit Card

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2018年6月、IHG Rewards Club Premier Credit Card (IHG リワードクラブ・プレミア・クレジットカード)を作成し、半年以上使ってみたのでレビューしてみます。

アメリカにお住まいの方しか申請できないクレジットカードです。

出典:Chase.com

 

IHGって何?

まず『IHG』とは「InterContinental Hotels Group」の略で、インターコンチネンタルやホリデイイン等のホテルのグループです。

アメリカや日本はもちろん世界中にホテルがあるので滞在先でホテルを見つけやすいかも、という理由から私は会員になりました。

高級ホテルのインターコンチネンタルから、庶民派のホリデーインまで価格帯も幅広いので重宝してます。

 

クレジットカード特典

アメリカのクレジットカードには数多くの魅力的な特典が付いてきますが、このIHGリワードクラブ・プレミア・クレジットカードもいくつかの特典が付与されるので詳しくご紹介します。

サインアップボーナス

私が申請したときのサインアップボーナスは80,000ポイントでした。

申請した日から3か月以内に2,000ドル使用するともらえます。

2018年10月頃には期間限定で100,000ポイントのオファーが出てましたが、2019年1月17日時点ではまた80,000ポイントに戻ってます。

サインアップボーナスはいつもらえる?

2,000ドルのミニマムスペンドを達成してもすぐにはもらえません。

だいたい達成した次のビリングサイクル(Billing Cycle:支払請求サイクル) が閉じた翌日~数日後にもらえます。

下記が例になりますが、クレジットカード申請日が2019年1月15日だったとするとそのカードの支払請求締日は毎月14日となります。

  • 2019/1/15
    クレジットカード申請
  • 2019/1/30
    ミニマムスペンド達成
  • 2019/2/14
    支払請求締め日
  • 2019/2/15
    80,000ポイント付与

ただし、支払請求締め日ギリギリにミニマムスペンドを達成した場合は次の次の締め日翌日になる可能性があります。

ポイントを使って無料宿泊する予定がある人は締め日に気を付けた方がいいですね。

 

アニバーサリーで1泊無料宿泊券

クレジットカードを発行してから1年後のアニバーサリーに1泊無料で宿泊できる権利がもらえます。ただし、1泊40,000ポイント以下のホテルに限ります。

 

1泊40,000ポイント以下のホテルというと、アメリカ国内ではホリデイイン、ホテルインディゴ、もしくはクラウンプラザくらいしか選択肢はありませんが、それでも1泊89ドルはすると思うので年会費の元はとれるはずです。

 

この1泊無料は付与されてから1年間有効なので毎年必ずどこかに旅行する人にはお得な特典です。

 

自動的に「プラチナ・エリート」ステータスをゲット

出典 IHG.com

 

これはけっこう微妙です。

プラチナエリートで使える特典といえばお部屋のアップグレードくらいですが、私は過去アメリカ国内の3都市でホリデイインに宿泊しましたが1度しかアップグレードはされませんでした。

日本だともう少し期待できると聞きますがどうなんでしょう?

(2019年4月追記)日本のANAクラウンプラザ大阪では無事アップグレードされました。

これはポイントで連泊する人にはお得です。

しかしトリッキーなのが、4泊分のポイントがないと4泊分の予約ができないということ。

1泊40,000ポイント必要なホテルに4泊する場合、4泊目が無料ということは消費ポイントは3泊分120,000ポイントだけのはずですが、予約の際はきっちり4泊分の160,000ポイントがないと予約させてくれないのです。

160,000ポイントたまった時点で4泊予約すると、「必要ポイント:120,000」と表示されるので確かに4泊目は無料になり、自分のアカウントには40,000ポイント残ったままになるということです。

 

私の場合は2019年にクラウンプラザで連泊予定があったため、4泊目無料の特典を目当てに申請しましたが、おかげでかなりお得に宿泊ができそうです。

 

 

TSA プリチェック、もしくはグローバルエントリーのクレジットをもらえる

85ドルの TSA Precheck か100ドルGlobal Entry のどちらか申請すると後日クレジットがもらえ実質タダとなります。

これについては「(TSAプリチェック)で楽々セキュリティー通過」で詳しく説明してますのでそちらをご参照ください。

 

ポイント購入が20%OFF

私はポイントを購入したことがないのですが、IHG リワードクラブ・プレミア・クレジットカードを使ってポイントを購入すると20%オフになります。

たまに100%ボーナス等のセールを開催してますが、残念ながらこの20%オフとの併用はできないようなのでセールで買った方がお得なようです。

 

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年会費

年会費は初年度から89ドル。

クレジットカードを作った1か月以内にはチャージされます。

この年会費はサインアップボーナスをもらうためのミニマムスペンドにはカウントされないのでご注意を!

 

グローバルエントリー(100ドル)かTSAプリチェック(85ドル)が無料で手に入り、アニバーサリーに1泊無料宿泊がもらえるのであれば悪くないかなと思います。

どうやってポイントを貯める?

  • IHG系のホテル:1ドル使うごとに10ポイント
  • ガソリンスタンド:1ドル使うごとに2ポイント
  • スーパーマーケット:1ドル使うごとに2ポイント
  • レストラン:1ドル使うごとに2ポイント
  • その他:1ドル使うごとに1ポイント

IHG系のホテルで利用すると1ドルにつき10ポイントもらえます。

ガソリンスタンドスーパーマーケットレストランでは1ドルにつき2ポイントもらえるわけですが、IHG系ホテルは1泊につきかなりたくさんのポイントを必要とするので1ポイントあたりの価値が低いです。

このクレジットカードはIHG系ホテル宿泊時のみ使った方がよさそうです。

 

ウォルマート(Walmart) の店舗ではスーパーマーケットのカテゴリー扱いとなり2%もらえますが、オンラインのウォルマート(Walmart.com)では「その他カテゴリー」となり1%しかもらえません。
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どうやってポイントを使う?

ポイントはIHG系ホテルでのみ使用でき、必要ポイント数は日によって変動しないので使いやすいかと思います。

 

下記は一例ですが、ニューヨークのタイムズスクエアではホリデイインですら50,000ポイントも必要となっています。

ホテル必要ポイント数/泊
インターコンチネンタル ニューヨーク・タイムズスクエア70,000
クラウンプラザ・タイムズスクエア・マンハッタン60,000
ホリデイ イン ニューヨーク シティ タイムズ スクエア50,000

 

では日本を見てみましょう。

 

ホテル必要ポイント数/泊
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート70,000
インターコンチネンタル大阪60,000
ANAインターコンチネンタルホテル東京55,000
ANAクラウンプラザ札幌40,000
ホリデイイン大阪難波40,000
ANAクラウンプラザ大阪30,000
ANAホリデイ・イン金沢スカイ30,000

 

東京と大阪のインターコンチネンタルが意外にも必要ポイント数が少ないです。

そしてこれも意外なのがホリデイイン大阪難波が40,000ポイントも必要だということ。

立地や施設の新しさに影響しているのだと思いますが、地域によってかなり差が出るのが分かりますね。

 

また期間限定で5,000ポイントから宿泊できる『ポイント・ブレイク』というキャンペーンもあるので自分の泊まりたいホテルに少ないポイント数で宿泊できる可能性もあります。

 

まとめ

IHG系のホテルに多く泊まることがある人には1枚あっても損はないクレジットカードだと思います。

ただし、IHG系列ホテル宿泊以外での買い物でポイントを貯めるのは得策ではありません。他のトラベル系クレジットカードを使った方がよほど効率的にポイントが貯まると思います。

 

私の場合はTSA Precheck のクレジットだけで1年目の年会費の元はとれました。2年目以降も89ドルで40,000ポイント以下のホテルに無料宿泊できるので、それだけで元はとれる予定です。

旅行好きなアメリカ在住の方で、どこのクレジットカードを作ればいいか悩まれてる方は参考にしてみてください。

IHGクレジットカードの申請はこちらから

 

*2019年7月キャンセルしました。