テネシー州メンフィスといえばバーやナイトクラブが立ち並ぶ「ビールストリート」が有名ですが、私たち夫婦が感じたメンフィスの治安の悪さと併せてご紹介したいと思います。
メンフィスの治安
アメリカに住んで10年以上も経つとやっぱり治安の悪い地域というのは肌で感じるもので、メンフィスのダウンタウンに着いた瞬間に感じたのは「なんか治安悪そうだ・・・」ということ。
あとで調べてみたらメンフィスは2021年全米で3番目に危険とされている街でした。
(1位はミシガン州デトロイト、2位はミズーリ州セントルイス)
その辺りを歩いている人を見るだけで若干怖かったのですが、私たちの宿泊先ホテルの窓から見える駐車場に怪しげな人を見かけました。
その人はそこに駐めてある車のドアをひとつひとつドアを開けようとしたんですが、どれもロックされていたからかそのまま自分の車で走り去りました。(さすがに窓ガラスを割りはしなかった)
昼間でもこんな感じでホームレスも多いので、夜はもっと危険なんじゃないかと想像します。
アメリカではどの都市でも治安の悪い地域というものは存在しますが、こんなに治安の悪さを感じたのはサンフランシスコの「テンダーロイン地区」というところ以来です。
できれば夕方以降はあんまり遠くへは出歩かない方が賢明かなと思いました。
ビールストリート(Beale Street)
治安の悪さを肌で感じながらも、ビールストリートは宿泊ホテルから徒歩5分もかからなかったので行ってきました。
ビールストリート(Beale Street)はテネシー州メンフィスのダウンタウンにある通りで、ナイトクラブやレストランが3ブロックにわたって立ち並ぶ、メンフィスを代表する観光スポットで「ブルースの街」としても知られています。
ブルースの王様と呼ばれるBBキングの「BB King’s Blues Club」のオリジナル店がここビールストリートにあります。
メンフィスで少年時代を過ごしたロックンロールの王様、エルビスプレスリーの銅像もあります。
早い時間はまだ活気はあまりありませんが、それでも昼間からビールを飲んでいる人もちらほらいました。
夜になると人が増え始めます。
週末はかなり混んでいて、周辺の道は渋滞、駐車場も満杯といった感じだったので、近くのホテルに宿泊して歩いていくことをおススメします。
私たちの宿泊したハイアット系列のホテルはビールストリートまで徒歩5分の距離でかなり便利でした。
フライング・フィッシュ(Frying Fish)で夕食
ビールストリートから少し外れたところにあるシーフードレストランで「フライング・フィッシュ」で夕食をとりました。
店内は昔のダイナーって感じ。
カウンターで注文したらブザーを渡されるので、それが鳴ったらカウンターまで取りに行くというスタイルです。
ここはシーフードレストランだけあって、壁一面が魚でデコレーションされてます。
ここにも魚。
サーモンタコス(13.95ドル)
*2021年6月現在
サーモンサラダ(14ドル)
どちらも非常に美味でした。
余談ですが、ここにもホームレスと思しき人が店内に入ってきて、店員に水をくれとしつこくお願いしてました。
アメリカ在住歴10数年になる私も、わざわざ店内に入ってきて大声で騒ぐホームレスを見たのはこれが初めてでびっくり。
店員さんは追い出してましたが、ホームレスも結構しつこくて5分くらい騒いていたと思います。
フライング・フィッシュ(Frying Fish) | |
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住所 | 105 S 2nd St, Memphis, TN 38103 |
営業日 | 日〜木曜日 11時00分~21時00分 金・土曜日 11時00分~22時00分 |
マップ |
まとめ
テネシー州 メンフィスのダウンタウンにある「ビールストリート(Beale Street)」はライブミュージックを楽しめるナイトクラブやバーがたくさん立ち並んでいるので、音楽ファンにはたまらない街かと思います。
ただしメンフィスは「2021年全米で3番目に危険とされている街」なので、バーやクラブから出たら出歩くことなくUberなどを利用することをお勧めします。
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