名古屋を訪れた際、夫が行ってみたいと言ったのが「トヨタ産業技術記念館」。
私は自動車に興味がないため全く期待していなかったのですが、結論から言って行って良かったです!
昔の産業機械や車の展示を見ながら歴史を学ぶという感じで、見ごたえたっぷりでとても面白かったです。
トヨタ産業技術記念館 基本情報
トヨタ産業技術記念館は、トヨタグループ発祥の地である大正時代の工場を利用して設立された博物館です。
繊維機械と自動車を中心とする産業技術の変遷を、当時の機械の展示やスタッフによる実演で分かりやすく紹介されています。
トヨタ産業技術記念館 | |
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住所 | 〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1−35 |
営業時間 | 月曜日:定休日 火〜日曜日:9時30分~17時00分 |
ホームページ | https://www.tcmit.org |
マップ |
アクセス
名古屋駅からも近く交通の便利な場所です。
電車の最寄駅は名鉄の「栄生駅」下車。
なごや観光ルートバス「メーグル」に乗ると、トヨタ産業技術記念館で下ろしてくれます。
私たち夫婦はJR名古屋駅から歩いて行きましたが、20分ほどで到着しました。
名鉄 | 名古屋本線「栄生駅」下車、徒歩3分 |
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なごや観光ルートバス 「メーグル」 |
名古屋駅バスターミナル11番乗り場『なごや観光ルートバス「メーグル」』乗車 「トヨタ産業技術記念館」(敷地内)下車すぐ |
タクシー | 「名古屋駅」から5分 |
入場料
入場料は大人1人500円でした。
この記念館の内容から考えるとかなり安いと思います。
大人 | 中高生 | 小学生 | ||
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65歳未満 | 65歳以上 | |||
一般 | 500円 | 300円 | 300円 | 200円 |
団体(30名以上) | 400円 | 240円 | 240円 | 160円 |
学校行事(引率の先生は無料) | 250円 | ― | 無料 | 無料 |
年間パス(記名本人のみ有効) | 1,200円 | 700円 | 700円 | 500円 |
こちらの料金表は2023年10月現在のものになりますので、最新情報はホームページにてご確認ください。
所要時間
私たちは他にも用事があったので1時間半ほどしか滞在できませんでしたが、私の夫はかなり楽しかったみたいで、
「あと数時間は余裕でいれる」
と言っていたので、車に興味のある方は少し多めに時間をとっておいた方がいいかもしれません。
トヨタ産業技術記念館 見学
エントランスの真ん中には、トヨタの創始者である豊田佐吉が発明した環状織機が展示されています。
エントランスには「ブリックエイジ(Brick Age)」というレストランもあります。
エントランスにある環状織機が展示されていたように、トヨタグループは繊維産業から始まったという、トヨタグループの始まりから見学していきます。
繊維機械館
まずは繊維機械館から見学します。
江戸時代の「糸を紡ぎ・布を織る」道具から、現代の繊維機械まで約100台を一堂に展示されています。
こちらの機械は実際に動いているところを見学することができました。
金属加工コーナー
金属を加工する技術である「鋳造」、「鍛造」、「切削」の作業を実演しながら説明してくれるコーナーです。
時間が決まっているので開始時間まで待つ必要がありますが、平日にも関わらず10名ほどが参加していました。
外国人も数名いましたが、興味深そうに見学していましたよ。
自動車館
自動車館では豊田喜一郎が中心となって国産自動車の生産を始めるまでの足跡や、創業期から現代に至るまでの技術開発と生産技術の移り変わりが紹介されています。
試行錯誤の末にできた、「A1型試作乗用車」。
1階の展示場では、トヨタ最初の乗用車・トラックから、最新のMIRAIまで、各時代を代表するトヨタ車が並んでいます。
トヨタ最初のトラック「トヨタG1型トラック」
トヨタ最初の乗用車「トヨダスタンダードセダンAA型乗用車」
初代プリウス!
実際に動いている機械を見ることもできて、けっこう迫力です。
AA型ストラップのお土産ももらえます。(1人1個まで)
テクノランド
テクノランドは繊維機械や自動車に使われている原理やしくみを取り入れたオリジナルの遊具が揃い、モノづくりの楽しさを体感できるスペースです。
科学博物館みたいに、主に子供が学びながら遊べる場になっています。
ゴーカート体験もできます。
ミュージアムカフェ
繊維機械館と自動車館の中央にはカフェがあり、休憩にぴったりです。
メニューはこちら。
ギフトショップ:ミュージアムショップ
最後はミュージアムショップでお土産選びです。
最後に
とても見ごたえのある展示の数々で、車に興味がない私でも楽しめました。
ホームページを見るとバーチャルツアーもあるので、名古屋はちょっと遠いけど興味がある・・・という方は バーチャルガイドツアーをチェックしてみてください。