まだパンデミックが起こる前の2020年２月、ノースカロライナ州にある山の上のブティックホテル「オールド・エドワーズ・イン＆スパ (Old Edwards Inn and Spa)」に宿泊してきました。
「2020年トラベル＋レジャーアワード」でアメリカ南部のホテルベスト３位に選ばれた素敵なホテルです。
街のレビューはこちら↓
近くのハイキングコースはこちら↓
オールド・エドワーズ・イン＆スパ (Old Edwards Inn and Spa) 基本情報
「オールド・エドワーズ・イン＆スパ」は1878年に写真左側の「セントラル・ハウス」が建てられ、その後増築、改装を重ねながらも外観はほぼ当時のまま。
現在はアメリカにおける歴史建造物に登録されています。
アクセス
ノースカロライナの山の中の街「ハイランズ」にあるので、車でしか行けませんが、人気観光都市アッシュビルからは車で1時間半程度です。
| Old Edwards Inn and Spa | |
|---|---|
| 住所 | 445 Main St, Highlands, NC 28741 |
| アクセス | Asheville, NC ：車で 1時間30分 Knoxville, TN – 車で2時間30分 Atlanta, GA – 車で2時間30分 Charlotte, NC – 車で3時間 |
| マップ | |
駐車場について
こちらメインストリートに面したホテルの目の前に駐車スペースがあります。
夏の週末はとても混みますが、真冬の早朝はこの通りガラガラ。
Valetパーキングも無料で提供されているそうです。
チェックインまで
出典「oldedwardshospitality.com」
まず「オールド・エドワーズ・イン＆スパ」はこのマップの通り非常に広いです。
でもチェックインするのはメインストリートに面したこちらの建物なので、迷うことはないかと思います。
中に入るとラウンジ、奥へ進むとフロントデスクがあります。
歴史建造物に登録されているだけあって、クラシックな雰囲気です。
ここではウェルカムドリンクとしてシャンパンを無料でいただけます。
（そして頼めばいつでもおかわりをもらえる）
私たちの宿泊するのは同じ建物内の部屋なのでそのまま3階へ上がります。
廊下は狭く、昔の建物って感じです。
私たちのお部屋は一番奥でした。
お部屋のようす
古い建物ではありますが、中はモダンです。
ちなみになぜかテレビチャンネルの中に日本のNHKが含まれていました。
なんともエレガントです。
バスルームは狭いですが、バスタブは別。
シャワーもありますよ。
驚いたのが、バスルーム全体が床暖房でした。
アメリカで床暖房ってあんまり聞いたことないのでびっくり。
でも真冬に宿泊したので嬉しいサプライズでした。
シンクはひとつで、デザインはレトロでかわいい感じ。
アメニティーはシャンプー・コンディショナー、シャワーキャップなど普通な感じ。
Amazonで調べたらこの「Molton Brown」はなかなかの高級品。
イギリスのブランドのようです。
ちなみにアメリカでは結構当たり前ですが、歯ブラシはないです。
バスソルトもありましたよ。
私はこれで入浴を満喫しました。
クローゼットには金庫、バスローブ、スリッパも。
アメリカのホテルでスリッパが提供してくれるホテルはあまり見かけないので、これまた嬉しいサービスです。（持って帰って家で使ってます）
こちらのお部屋には小さいながらもバルコニーがあります。
景色は冬なのでちょっと寂しい感じですが、夏は木々が青々としていてもっと素敵です。
こちらは夏にホテル１階のレストランを訪れたときの写真ですが、テラス席は満席でした。
こちらは一緒に行った家族が宿泊したお部屋。
こちらの方が女性っぽい感じです。
部屋ごとに内装が違うので、全部の部屋に泊まってみたくなります。
こちらのバスルームはバスタブ、シャワー兼用で少し狭いですが、その分ベッドルームが広い印象でした。
その他アメニティー
スパ
「オールド・エドワーズ・イン＆スパ」は名前に「スパ」と入っているくらい、スパが有名なようです。
出典「Old Edwards Inn Spa」
私たちは利用しませんでしたが、完全予約制でもちろん有料です。
ビジネスセンター（？）とラウンジ
私たちが宿泊した建物の2階には「執事の部屋（バトラールーム）」と書かれた部屋があり、ここはビジネスセンターみたいになっています。
「ダウントン・アビー（Downton Abbey
こちらにはコーヒー、お茶、アイスクリームバーなどが用意されています。
そして謎なのがここに椅子が２つ・・・。
人が通るのでゆっくりできないと思うのですが、コーヒーをゆっくり飲むために置いているのでしょうか・・・（でも２つだけ）
奥へ進むとハミングバード・ラウンジ「Hummingbird Lounge」というラウンジがあり、夜にはピアノの生演奏も楽しめます。
古い建物らしく、あちこちに階段があります・・・
夜は満席で写真が撮れなかったので、人のいない早朝の様子を。
ハイランズという街を訪れる人の年齢層は高めなので、夜はそんなに混まないかと思っていたのですが（失礼）、意外にも20〜30代と見られるお金持ちそうな人がたくさんいて、アルコールとピアノ生演奏を楽しんでいました。
ホテル周辺のレストラン・バー
ホテル周辺のレストランに関してはこちらの記事（↓）で紹介しているので参考にしてみてください。
今回は朝食もホテルにあるレストラン「Madison’s Restaurant」でいただきました。
2月の朝7時なのでまだ暗い（笑）
スコーンとオムレツ。
このホテルはインターンを多く雇っていて、外国や他の州からホスピタリティ産業（というかホテル業？）を学びに来た学生さんが給仕してくれます。
みんなとてもフレンドリーで、アメリカ南部のホスピタリティーを楽しめます。
料金
「オールド・エドワーズ・イン＆スパ」は春・夏はべらぼうに高いです。
平均すると350ドルから500ドルといった感じ。
冬になると平日は200ドル台でも泊まれる日がちらほらありますが、週末は300ドルくらいはするようです。
まとめ
出典「Old Edwards Inn Spa」
「オールド・エドワーズ・イン＆スパ」のおすすめ時期は断然夏です。宿泊費が高いですが、冬はハイランズの街では営業していないレストランも多く活気があまりないので、街自体も楽しみたい場合は、夏の平日が少しリーズナブルでいいかと思います。
アメリカ南部の山の上で、サザン・ホスピタリティを体験したい方にオススメです！
ハイランズのハイキング情報（↓）
ハイランズの観光情報（↓）
