スポンサーリンク

私がアメリカでフルタイム正社員として働く理由

この記事は約9分で読めます。

私の夫はアメリカ人ですが、結婚当時は日本に住み仕事もしていました。

日本語はあまりしゃべれないので、夫が安定した職を探すにはやっぱりアメリカでしょう!ということで夫婦でアメリカ移住を決意。

私も日本での事務職を辞め、夫婦同時に無職でアメリカに引っ越しました。

しかしアメリカのどこに住むかすら決まっていなかったので、とりあえず夫の父親宅で居候させてもらい「夫婦どちらかが仕事が見つかったらそこに移り住む」というなんとも行き当たりばったりなプランで渡米してしまいました・・・。

 

当時海外で働いた経験もなければ英語も日常会話しかできなかった私にとって、アメリカで職を探すというのは結構大変でした。

 

今日はそんな私がアメリカでフルタイムで働くことになった経緯と環境について書いていきたいと思います。

 

スポンサーリンク

アメリカでは共働きが当たりまえ?

アメリカの2016年の統計では18歳以下の子供を持つ世帯の61.1%が共働きというデータがあります。

私の体感としては共働き世帯はもっと多いと思っていたので少し驚きです。

 

ただ子供のいない夫婦に限っては共働き率はもう少し高いんじゃないでしょうか。

 

「子供のいない専業主婦」というアメリカのデータはほとんど出てこないので、そもそも「子供のいない専業主婦」というのはアメリカでは「無職」扱いになるのかもしれません。

 

ちなみに子供のあるなしに関わらずアメリカでは専業主婦(主夫)を「Homemaker(ホームメーカー)」と言いますが、子供がいる場合は自らを「Stay at home Mom (Dad)」と呼ぶ人が多いです。

 

私の周りの共働き率

私がアメリカに住んだ10年間で知り合った人達を例に考えてみます。

近所の人、私の職場の人、夫の職場の人、知り合いの知り合い等、いろんな人の話を聞きますが、アメリカ人既婚者では子供のいない場合の共働き率は100%。専業主婦(主夫)という人はまず見かけません。

子供がいるアメリカ人世帯で見ても8割以上が共働きという感じです。

子供を産んでも6週間~2か月で職場復帰する人がほとんどで、子育てを理由に退職した人は今まで専業主夫となった男性一人しか知りません。

ただし日本人(もしくは日本とアメリカの国際結婚)の世帯を見ると、子供のあるなしに関わらず女性は5割くらいが専業主婦です。(あくまで私の周囲の話です)

子供がいる家庭では8割くらいが専業主婦という感じ。

 

富裕層になるともっと専業主婦(主夫)の割合が増えると聞きますが、私の住んでいる地域では圧倒的に共働き世帯が多いです。

 

夫(アメリカ人)の観点

アメリカ人である私の夫は「夫婦はパートナーであり同等であるべき」という考えを持っているので、結婚したからといって女性が専業主婦になるのは考えられないという人。

そして女性の方が多く稼いだからといってプライドは傷つかないようで、私が弁護士や医者になって彼より倍稼げるようになったらむしろ大喜びするそうです。(なれませんけど)

もちろん家事は折半。女性が家事をして当然なんて考えは一切ありません。

 

 

とはいえ子供がいたら出産後数年は夫婦どちらかが子育てに専念した方がいいという派。

デイケア代だけで月々1,000ドルとか2,000ドルとか払うくらいなら家で子供に向き合ってた方が賢明だよね、と。

実際にアメリカでは子供が小さいうちは夫婦どちらかが仕事を辞めて子育てに専念する人が少なからずいると聞きます。(ただ私たちの周りではかなり少数)

 

私(日本人)の観点

私も夫とほぼ同じ意見です。男性は女性を養うべきだとか、男性の方がたくさん稼がないといけないとか思いませんし、逆に「女は家に入って黙って家事をしていろ」とか言われてたら夫とは結婚していなかっただろうと思います。

 

とはいえ私はアメリカでは外国人。

 

「日本を出てあなたの国に住んであげてるんだから養ってもらって当然」という甘い考えが少なからずあったことは事実です。

でも「逆に夫が日本で専業主夫になりたいって言ったらどうなのか?」と自問自答したときに当然答えは「NO!」なので、「子供もいないし他に働けない理由もないのだからやっぱり私も働くべきよね」という考えに落ち着きます。

 

私がアメリカで専業主婦を1年半経験して感じたこと

働きたかったのは事実ですが、私たちがアメリカに移住したのはリーマンショック直後の2009年。

アメリカ人でも職にありつけない人が多かった時代でした。

私の夫も仕事を見つけるまで5か月もかかりましたし、私は運転免許も持っていなかったので職探しは難航しました。

運転免許をようやく取得し、日系企業向けの派遣会社に登録するも当時は今ほど日系企業もなく、かといってアメリカの企業でやっていく自信もなく無職期間は延びるばかり。

子育てをしているという大義名分もないため肩身は相当狭かったです。

 

夫も仕事は見つかったものの最初はお給料がかなり少なかったので、ケンカの原因はだいたいお金のことでした。

でもあんまり「働けーー!」と言われるとまたまた「私は外国人なのに!!あなたのために来たくもなかったアメリカに住んであげてるのに!!」という不満が出てくるのですよ。

移住は夫婦2人で決めたことで、連れ去られたわけでもなんでもないのにね。

 

 

渡米後すぐに日本人のお友達もできてそれなりに楽しかったのですが、周りは100%専業主婦。私の悩みを打ち明けられる人もおらず、「働かなくてもいいよー」と言ってくれる旦那さんがいる人をうらやんだりもしました。

 

 

この期間の私の心境はこんな感じ。

  • 夫の稼いできたお金で生活をしていると自分がペットのような気分になってくる。
  • 家事以外することもなく、やりがい・生きがいを感じられない
  • 世間から取り残されたように感じる
*あくまで私が感じたことであって、働いていない人を非難しているわけではないです 

完璧に家事をこなせて、そこにやりがいを感じられる人は私のようには感じないのでしょうけど、私はとにかく外に出てお金を稼ぎたかったのです。自由になるお金がほしかったのです。

 

 

渡米後1年半たってようやくアルバイトが決まったときの喜びと安堵感は今でも忘れられません。

スポンサーリンク

アメリカで働き始めた私の心境

初めてのアルバイトが決まった後は比較的とんとん拍子に次の仕事も決まるようになっていました。

景気が回復に向かっていたのも要因だと思いますが、アメリカではバックグラウンドがない人は雇わないので、「アメリカで職歴がある」というのは大きな強みになることを実感しました。

 

転職を繰り返し今の会社は3社目ですが、やっぱりアメリカでも日本でも働くって辛いことも多いし大変だと思います。

それでも働いていることで外の世界との繋がりも持てるし、それが自分の自信にも繋がっています。

 

アルバイト(パート)時代も含めるとアメリカでの職歴はかれこれ8年ほどになりますが、自分の自由になるお金があるって幸せだなぁと思います。

 

 

余談ですが、アメリカ人と結婚しアメリカに住むある日本人で「私は30代後半で結婚するまで一生懸命働いてもう疲れたから二度と働きたくない!専業主婦になる!」と言って、家計がどれだけ苦しくても働かこうとしない人がいました。

子供もおらず、そのくせ家事も節約も苦手で好きなものは全部買って、余計に家計を圧迫しているようでした・・・。

ある日自分が軽い病気になってしまった時、タイミング悪く旦那さんが失業。健康保険もないため医療費が高額で払えず借金生活を強いられていましたが、完治した後も働く気はないようでした。

旦那さんに何もかも任せっぱなしで、もう一人では生きていけないだろうなと思います。

 

 

こういう人を見ると「私はやっぱり働いて自立しよう。」と改めて思います。

自分の人生、人任せにはしたくありません。

 

共働きのメリット

 

共働きのメリットは言うまでもなく金銭面です。

 

まず、アメリカは日本よりも生活費が高いと感じます。

よほどの大都会でない限り1人1台車は必要ですし、通勤費は会社から支給されないし健康保険も高いです。家持の場合はローンの金利も高いし固定資産税も高く家系を圧迫しがちです。

日本人の場合はどうしても日本の食材を買ってしまいますが、これもアメリカではかなり高い。

片方がよほど稼いでいる場合を除いて、シングルインカムだと余裕のある暮らしはしにくいなぁと実感してます。

 

次に精神面。

アメリカではレイオフが多く、突然職を失うこともありえなくはないのです。

特に先述の健康保険はアメリカでは高額です、現在は会社がほとんど負担してくれているので少額ですんでいますが、退職して全額自腹となったら1か月夫婦2人で1,500ドルほどかかります。どちらかが失業しても片方の会社の保険に切り替えれば全額負担はまぬがれます。

 

実際に私の知り合いでも何人かある日突然レイオフされていましたが、こういう時夫婦のどちらかが専業主婦(主夫)だと辛いです。貯金があったとしても、収入が完全に途絶えた状態で健康保険の支払や家のローン(もしくは家賃)の支払を続けるのですから、精神的にもまいってしまいそうです。

 

 

そしてこれはうちのケースですが、共働きであることで夫婦仲はさらに良くなりました。

「パートナー」という意識が2人とも強いので、なんでも2人で相談して2人で決めます。車を買うときも家を買うときもほぼ折半なので「私が買ってやった」とか「俺が買ったから俺のものだ」という意識は生まれず共有できています。

 

そして家事も折半が基本です。

とはいえ人には向き・不向きがあり、私の夫は料理はできないし洗濯はブリーチで衣類をダメにするような家事苦手人間です。(私も掃除は苦手ですが)

必然的に私の方が家事の負担は多くなりますが、いつでも夫は私の家事労働に対して「ありがとう」と言ってくれるし、たまにお礼に何か買ってくれたりする(笑)ので「私も働いているので家事は私ばっかり!!」と怒ることもなく平和に過ごせています。

 

 

スポンサーリンク

今後の目標

さんざん「働けて幸せー」と言っておいてなんですが、やっぱり「生活のために」働くのってしんどいです。それは夫も同感です。

 

また、将来的には親の介護で退職を余儀なくされる可能性もあるでしょう。

自身の健康上の問題で働けなくなる可能性だってあるでしょう。

 

ということで今の私たちの目標は稼げるうちにたくさんお金を貯めてリタイア資金を作ること。

お金があれば仕事を辞めても親の介護のために日本帰国も可能ですしね。

 

1人だったら叶わないことでしょうけど、2人でがんばれば可能なはず!と二人馬力で頑張ってます。

 

 

↘️ブログランキングに参加しています↙️

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ

国際結婚・国際恋愛
スポンサーリンク
Pomをフォローする
スポンサーリンク
在米DINKsの気ままな暮らし