アメリカでも有名なコロラド州にあるスキーリゾート「ベイル(ヴェイル/Vail)」に行って来ました。
ビーバー・クリーク (Beaver Creek)とどっちにしようか迷ったのですが、ベイルの方がレストランやショッピングに向いてるかも!という理由からベイルを選びました。
宿泊したホテルはハイアット系列の「グランドハイアット・ベイル(Grand Hyatt Vail)」。
ハイアットの中でもカテゴリー6の高級リゾートです。
スキーするにはちょっと不便な立地かなぁと不安だったのですが、行ってみるとかなり便利でグランドハイアットを選んで大正解でした。
今日はそんなグランドハイアット・ベイルのレビューをしていきたいと思います。
グランドハイアット・ベイル(Grand Hyatt Vail) 基本情報
アクセス
最寄りの空港はイーグル・ベイル空港(Eagle Vail Airport)で車で約30〜40分ほど。
私たちはイーグル・ベイル空港(Eagle Vail Airport)からシャトルサービスを予約したのですが、雪がパラパラ降る中、だいたい40分で到着しました。
デンバー国際空港からは少し遠くて2時間ほどかかります。
Grand Hyatt Vail | |
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住所 | 1300 Westhaven Dr, Vail, CO 81657 |
アクセス | イーグル空港から車で30 – 40分 デンバー国際空港から車で約120分 |
チェックイン | 16:00 |
チェックアウト | 11:00 |
ホームページ | https://www.hyatt.com |
マップ |
駐車場について(Valet Parking)
パーキングはValetのみで1泊45ドルです。
スキーリフトはホテルのすぐ隣
グランドハイアット・ベイルを選んだ理由のひとつが、ホテルから出てすぐにリフトに乗れること。
ライオンズヘッド等のもっと人気なエリアほど混まないのでオススメです。
朝は8時半からオープンしてました。
どの時間でも並ばなくて乗れるし、1日スキーを楽しんだ後にスキー板をそのままここにあるラックに置いて部屋に戻るだけ(レンタルの場合)なので楽チンでした。
スキーレンタル(Ski and Snowboard Rentals Powered by Venture Sports)
グランドハイアット・ベイルにはホテル内にスキーやスノーボードのレンタルができます。
*コロナ禍では予約必須でした。
ここでレンタルして、それまで履いていた靴はここのカゴに入れて、そのままスキーリフトに乗ることができます。
帰ってきたらまたスキーブーツを一旦返却して、次の日もここに帰ってきてレンタルします。
2021年3月現在のものですが、こちらが値段表(↑)。
無料シャトルサービス(Shuttle service to Vail and Lionshead villages)
グランドハイアットはベイルやライオンズヘッドからは少し離れているため、ホテルから無料でシャトルバスが運行しています。
午前8時から午後10時までだいたい30分おきに来てくれるので便利です。
チェックインまで
私たちが到着したのは午前11時頃でしたが、もうお部屋の準備はできてるとのことだったので早速チェックイン。
お部屋のようす
長い廊下を歩いてお部屋に向かいます。
ベッドルーム
一番安い部屋を予約したのですが、「エクスプローラー・ステータス」だったのでマウンテン・ビューのお部屋にアップグレードもしてくれたよう。
コロナ禍でもお部屋のクリーニングは毎日してくれました。
まず入ってすぐにクローゼットがあります。
冷蔵庫は空っぽでした。
お水はハイアットメンバー特典で1日2本もらえます。
これでコーヒーも作れます。
引き出しは全て空っぽで収納に便利でした。
バスルーム
シンクはひとつしかなかったので2人で使うのには少々不便でしたが、シャワーは広くて快適でした。手持ちのシャワーとレインシャワー2つありました。水圧も○。
トイレはシャワーと別で個室でした。
アメニティーは「Balmain」というブランドのもの。
バルコニーからの景色
バルコニーは小さいながらも景色は最高!でした。
プールも遠方に見えますよ。
寒いから誰も外に出てませんでしたが、夏だったらすっごく気持ち良さそうです。
ちなみに3階でした。
(4階だとお部屋に暖炉が付いているお部屋もあるみたいです)
その他アメニティー
プール・ジャグジー
雪山の目の前にあるプールがこちら、「インフィニティープール」。
寒いので当然誰も入ってません。
こちらはプールから隠れているホット・タブ(ジャグジー?)。
そしてもう一つ熱々のホット・タブがあります。
どちらも大人気で、お酒飲みながら入っているグループもいました。
お部屋のバスローブがふかふかなので、それを水着の上に羽織って皆さん入りにきてました。
(とはいえお湯から出てからが寒いのですが・・・)
フィットネス・センター
フィットネスセンターはプールの目の前にあり。
けっこう広めでだいたいのものは揃っていました。スキーしに行っている人が多いのでけっこうガラガラでした。
ランドリールーム(無料)
驚いたことにこのホテル、高級ホテルではまず見ることがないランドリールームがありました。
4つ洗濯機と乾燥機のコンボが4台並んでました。
洗剤やドライシート(柔軟剤シート)も無料で使えます。
家に帰ってから洗濯する手間を省くため、ジムで運動中に我が家も使わせていただきました。
(ランドリールームはジムのすぐ近く)
スケートリンク(Ice Skating at Cascade Village Square)
冬季限定かと思いますが、午後3時から午後9時までホテルにあるスケートリンクでスケートを楽しむことも可能です。
*有料です
レストラン・バー・軽食
Fireside Lounge Bar and Restaurant
ホテルに入ってすぐにラウンジバー・レストランがあります。
コロナ対策・ソーシャル・ディスタンスのため椅子は動かさないでねという注意書きが。
ここの席は雪山が見えるし、他のグループからも離れているので私たちお気に入りのカップルシートでした。
このラウンジにはなんとモエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon Champagne)の自動販売機が!
小さいボトルが30ドルで購入できます。
私たちの注文したもの。
確か日替わりメニューのBBQサンドイッチとコーンブレッド(21ドル)*2021年3月現在
ステーキとフライドポテト:steak & frites(26ドル)*2021年3月現在
ロブスター・コブサラダ:maine lobster cobb salad(21ドル)*2021年3月現在
フィッシュ&チップス:fish & chips(19ドル)*2021年3月現在
Fireside Lounge | |
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営業時間 | フードサービス: 11 am – 9 pm ドリンクサービス: 11 am – 10 pm |
メニュー | https://www.hyatt.com |
Fireside Loungeのすぐ隣に「Gessner Restaurant & Bar」というもう少しフォーマルなレストランもあります。
メニューもこのラウンジと同じものもありますが、種類がやや豊富です。
ちなみにこのラウンジでは特定の日時にシャンパン(というかスパークリングワイン)を無料で頂けたり、こちらも限定された日と時間のみですが、マシュマロと串を無料でもらって「スモア(S’more)」を楽しむことができます。
*「スモア(S’more)」はこういう(↑)やつ
The Gore Creek Kitchen at Chair 20 food truck
こちらはフードトラック。
営業時間が微妙なのですが、軽食を提供しています。
Fireside Lounge | |
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営業時間 | 営業日:木– 日 朝食 :8 am – 11 am 軽食・ディナー:火〜土 3 pm – 8:30 pm |
メニュー | https://www.hyatt.com |
コンビニ(The Market Café and Grab & Go)
こちらはフロントデスクのすぐ横にあるコンビニ。
午後2時までしか開いていないのですが、朝は7時オープンなので朝食を購入したいときに便利です。
売っているものはサンドイッチやサラダなど軽食のみ。
(サンドイッチはだいたい14ドルくらいでした)
コーヒーやお水もここで購入できます。
スキーに持って行けるエナジーバーなんかもありました。
朝食用のシリアルも。
アルコールも売っていますよ。
サンドイッチは頼めば店員さんが温めてくれますが、お店の中にも電子レンジがあるので街で冷凍食品を買ってきてここでチンするのも可能です。
ホテルのお土産物も売ってました。
The Market | |
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営業時間 | 7 AM – 2 PM (季節により変更) |
メニュー | サンドイッチ・サラダなど軽食。電子レンジあり。 |
Bon Fire & Ice Bar
こちらは冬限定ですが、氷でできたアイスバーもありました。
予約限定でアルコールを注文し、すぐ近くのファイアピットで飲むことができます。
料金・必要ポイント
私たちは今回の宿泊にはポイントを利用しました。
ホテルカテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 3,500 | 5,000 | 6,500 |
2 | 6,500 | 8,000 | 9,500 |
3 | 9,000 | 12,000 | 15,000 |
4 | 12,000 | 15,000 | 18,000 |
5 | 17,000 | 20,000 | 23,000 |
6 | 21,000 | 25,000 | 29,000 |
7 | 25,000 | 30,000 | 35,000 |
8 | 35,000 | 40,000 | 45,000 |
このホテルは2022年7月現在カテゴリー6なので、安い日で21,000ポイント、スタンダードで25,000ポイント、ピーク時で29,000ポイントが必要です。
宿泊時のレートは3泊で約1,600ドルでしたが、まだピーク・オフピークのシステムが導入される前だったので、現在ではピーク時期となっている1月でも75,000ポイントで宿泊できたのでかなりお得だったかと思います。
しかもお部屋はマウンテンビューにアップグレードされたので更にお得でした。
まとめ
ビーバー・クリーク (Beaver Creek)にあるパークハイアットに泊まってみたかったのですが、こちらを選んで結果的に良かったと思います。
スキーリフトがホテルのすぐ隣にあるのでとても便利ですし、街までも無料のシャトルバスが出ているのでショッピングやダイニングも楽しめます。
夏にも泊まってみたいと思えるホテルでした。