オースティンで1泊する用事があったのでずっと泊まってみたかったIHG系列のブティックホテル「Kimpton Hotel Van Zandt」に宿泊しました。
私は今年はインターコンチネンタル・アンバサダー会員となったので、会員ベネフィットをふんだんに活用すべく、ダウンタウン・オースティンにあるインターコンチネンタル ステファン F. オースティン(InterContinental Stephen F. Austin)に泊まることも考えたんですけどね。
「Kimpton Hotel Van Zandt」の写真があまりに素敵だったのと、キンプトンには宿泊したことがなかったため、こちらのキンプトンに決定。
結果大満足なホテルステイとなったので、オースティンにあるキンプトンの魅力をたっぷりご紹介したいと思います。
キンプトン ホテル ヴァン ザント (Kimpton Hotel Van Zandt) 基本情報
アクセス
オースチン・バーグストロム国際空港から車で約15分程度なので、タクシーやUberを使っても20〜30ドル程度です。
あまり便利そうではないですがメトロも通っているので、ダウンタウンの運転や駐車場探しに悩まされたくない方はチェックしてみてください。(でも空港からは徒歩とメトロ利用で約50分でした・・・)
Kimpton Hotel Van Zandt | |
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住所 | 605 Davis St, Austin, TX 78701 |
アクセス | 空港から車で15分 |
チェックイン | 16:00 |
チェックアウト | 11:00 |
マップ |
駐車場について(Valet Parking)
パーキングはValetオンリー。
1泊につき49ドルプラス税金とかなり高めですが、ダウンタウンという立地的に仕方がありません。
その上チップを支払う必要もあるため、最低60ドルはかかると思った方がいいです。
チェックインまで
こちらは広々としたフロントデスク。
スタッフの方の対応はとても良く、私がIHGのプラチナ会員なためか湖が見えるお部屋にアップグレードしてくれたようです。(ラッキー!)
ウェルカムポイントもしくはドリンククレジットのどちらがいいか聞かれたのでポイントをもらっておきました。(600ポイント)
エレベーターについて
チェックインを済ませてルームキーを受け取り、お部屋に行くためエレベーターに乗り込みますが、このホテルのエレベーターはルームキーがないと上の階に進めないようになっています。
受け取ったルームキーをかざしてから自分のお部屋の階を押しましょう。
お部屋のようす
エレベーターから一番離れたお部屋でしたので、ひたすら長い廊下を歩きます。
ホテル全体が青を基調としていて、落ち着いた大人な雰囲気です。
ベッドルーム
ではアップグレードされたお部屋に入ってみましょう。
広さは十分で、キングサイズのベッドも寝心地よかったです。
モダンなティストで私好み。
こちらはなぜか果物の盛り合わせとワイン、そして手書きのメッセージが。
プラチナ会員に送られるものなのか、はたまたインターコンチネンタル・アンバサダー会員に送られるものなのかは分かりませんが、嬉しいサプライズでした。
こちらは入り口。
かなり広々としています。
クローゼットと引き出しのスペースがかなり大きいので、収納には困りません。
(一週間分くらいの洋服は余裕で入ります。)
一番右の扉を開けると金庫、スナック、ミニバーが入っています。
ここのミニバーは少し変わっていて、鍵を使わないと開けられない仕組みになっています。
(鍵はチェックイン時にお部屋のカードキーと一緒にもらえます。)
開けてみるとこんな感じ。
子供が勝手に開けられないように鍵をかけているのでしょうか?
バスルーム
お部屋に入ってすぐ横には洗面台があります。
広々としていて使い勝手が良かったです。
もちろんドライヤーもあり。
アメニティーは無駄を省いた最小限のものしかありませんでしたが、頼めば貸してくれるか無料でくれるらしいです。
そして扉一枚はさんでバスルームがあります(バスタブはなし)。
今年の7月にインターコンチネンタル系列ホテルでは「2021年までにシャンプーなどの小分けの備品を廃止して大きな容量のものに変える」と発表がありましたが、ここではいち早く大きなボトルのものに変わっていました。
衛生面を心配する声もあるようですが、プラスチックゴミが減るのはいいことです。
(ホテル的にはコスト削減の方が大きな目的かもですが・・・)
【ロンドン共同】米英のメディアは30日、英インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)がホテルの客室に置く小容器入りのシャンプーなど小分けの備品を2021年までに廃止し、大容器に置き換えることを決めたと報じた。プラスチックのごみを減らすのが狙い。英BBC放送は世界的ホテルブランドによる初めての取り組みだとしている。
AP通信などによると、IHGはインターコンチネンタルやホリデイ・インなどのブランドで世界に5600軒以上のホテルを運営。一部で大容器を導入しているという。バー最高経営責任者(CEO)は小容器撤廃を「正しい方向へ大きな一歩」と説明している。
お部屋からの景色(レイクビュー)
こちらがレイクビューです。
右側は工事中なので景観はよろしくなかったですが、まっすぐ遠くにある湖だけを見るなら悪くない感じ。
真下はプールでした。
その他アメニティー
カクテル(ワイン)アワー 17:00 ~ 18:00
キンプトンホテルではカクテルアワーがあって、フロント近くのロビーで1時間だけ無料でアルコールやソフトドリンクが振る舞われます。
午後5時になると人が無料ドリンク欲しさに並び始めます。
宿泊客かどうかのチェックはなかったんですが、泊まってないのにドリンクを受け取ってる人とかいないんでしょうか?
このようにカクテルアワーはとても人気なので早めに来ないと席はなくなってしまいます。
ちなみに宿泊料金がそれなりにするからか、皆さん身につけているものがまぁまぁ良いものでした。(日本では普通のことですが、アメリカでは結構珍しい・・・。)
我々もいただきました。
アルコールはマルガリータと赤ワイン。ビールもあったかと思います。
ソフトドリンクは何かよくわからないスイカ味のものと炭酸ジュース。
おかわり自由ですが、席取りはお早めに!
(私たちは5時前から待機してました(笑))
フィットネス・センター
フィットネスセンターは4階にあり、宿泊客は無料で24時間利用可能。
だいたいのものはそろってましたよ。
プール&レストラン・バー
フィットネス・センターと同じく4階にプールがあります。
暖炉やカバナ(予約制)もあり、ホテルのウェブサイトでは「都会のオアシス」とうたっています。
プールサイドにはバーもあります。
夜はまた違った雰囲気で、バーの奥にあるガラス張りのレストラン(Geraldine’s)がライトアップされて素敵です。
レストランにはエントランスすぐ右側にあるエレベーターからならカードキーなしで4階へ行くことができます。
エレベーターを降りるとすぐにレストランになっています。
ホテル周辺のレストラン・バー
ホテルから歩いてすぐのレイニーストリート(Rainey Street)には民家を改造されたようなレストランやバーが多く立ち並んでいます。
このエリアでは特にバーが人気のようで、行列ができているところもありましたので、ナイトライフを楽しみたい人にはぴったりかと思います。
逆に静かな夜を好む方には向かないエリアかなという感じ。
このエリアにはレストランだけでなく、フードトラックまでありました。
B級グルメを楽しみたい人は是非立ち寄ってみてください。
料金
私たちはポイントを使って宿泊したので、使ったのは60,000ポイントだけ。
当日のレートはなんと500ドル以上だったので、ポイントがあって助かりました。
ポイント宿泊だったので「デラックス・キング」を選んだのですが、湖が見える「レイクビュー」は40ドルほどもアップするようなので、アップグレードしてくれてさらにポイントの価値が上がりました。
(上のスクリーンショットは別の日のレート)
まとめ
私たちにとって初のキンプトンホテル宿泊でしたが、とても素敵な滞在となりました。
お部屋は広くモダンで快適でしたし、カクテル(ワイン)アワーではロビーでまったりアルコールをエンジョイできました。
1泊300ドル以上とちょっと躊躇するお値段ですが、IHGはポイントが比較的たまりやすいので60,000ポイントで宿泊するのがオススメです。
