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アメリカ在住者におすすめ!【Chase Sapphire Preferred】クレジットカードレビュー

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以前に「アメリカ在住者必見!旅行好きなら【Chase Freedom】と【Chase Sapphire Preferred】が断然おすすめ」という記事で紹介したことがあるのですが、日本一時帰国時に使用した経験をふまえてもう少し詳しく「Chase Sapphire Preferred」について説明したいと思います。

アメリカにお住まいの方しか申請できないクレジットカードです。

 

 

クレジットカード特典

アメリカのクレジットカードには数多くの魅力的な特典が付いてきますが、この「Chase Sapphire Preferred」にもたくさんのトラベル特典が付与されます。

サインアップボーナス

まずメインの特典。サインアップボーナス目当てにクレジットカードを申請する人も多いですよね。

私が申請したときのサインアップボーナスは50,000ポイントでしたが、最近では60,000ポイントもらえるようです。

 

申請した日から3か月以内に4,000ドル使用するともらえます。

ただし過去48ヶ月以内にこのボーナスを受け取った人は、4,000ドル使ってももうボーナスはもらえません。

 

トラベルとダイニングカテゴリーでポイント2倍

通常このクレジットカードで買い物をしても1%しかポイントはつきませんが、トラベルカテゴリーとダイニングカテゴリーで使った場合はポイントが2倍つきます。

<*2021年8月追記*>

ダイニングカテゴリーでは3倍のポイントがつくようになりました!

 

トラベルカテゴリーについて

トラベルカテゴリーに含まれるものがこちら

  • 航空券
  • ホテル
  • モーテル
  • タイムシェア
  • レンタカー
  • クルーズ
  • 旅行代理店
  • キャンプ場
  • 公共交通機関(電車・バス・タクシー・リムジン・フェリー)
  • 有料高速道路
  • パーキング

Merchants in the travel category include airlines, hotels, motels, timeshares, car rental agencies, cruise lines, travel agencies, discount travel sites, campgrounds and operators of passenger trains, buses, taxis, limousines, ferries, toll bridges and highways, and parking lots and garages.

引用「Chase.com

 

公共交通機関は日本でも適用されました。

 JRでは通常の券売機やみどりの券売機では使えなかったものの、窓口で購入する場合はたとえ一区間だけでもクレジットカードが使えました。(日本発行のクレジットカードなら券売機でも使えるのかもしれません)

 

 

ちゃんと「Travel」となっているので2倍の6.46ポイントつきます。

新幹線チケットを購入時ももちろんこのクレジットカードを使えば2倍ポイントがもらえます。色んな駅で切符を購入しましたが、JRでクレジットカードが使えない駅はありませんでした。

 

 

 

またJTBでの新幹線チケットを購入した際もクレジットカードは使え、それも「Travel」扱いなので2倍のポイントがつきました。

 

 

逆にクレジットカードが使えなかったのは大阪の阪急電車と横浜のみなとみらいです。駅によるのかもしれないですが、私が使おうとした梅田駅とみなとみらい駅は「使用できません」と駅員さんに言われました。

そして以下がトラベルカテゴリーに含まれないもの。

  • 不動産屋
  • 機内販売(グッズ・サービス)
  • クルーズ船内販売(グッズ・サービス)
  • 現地オプションツアー・現地アトラクション
  • ボートのレンタル
  • ホテル・空港内のお店
  • 運搬のためのレンタカー(U-Haulとか?)

ギフトカードやマイル・ポイントの購入も、加盟店がトラベルカテゴリーと設定していない限りは含まれないようです。

 

ちなみに私、過去に「B&B (ベッドアンドブレックファースト):日本の民宿みたいなもの」で予約したことがあるんですが、そこはトラベルカテゴリーで登録していなかったようでポイント2倍ではありませんでした。

 

ダイニングカテゴリーについて

ダイニングカテゴリーは基本的にはレストランやカフェでの飲食となります。

ファーストフードのお店も含まれるので比較的広範囲ではあるのですが、これが意外とトリッキーなんです。

 

ではまずスターバックスの場合。

ふつうの独立した店舗で2,000円分のギフトカードを購入しました。

 

 

これはきちんと「Food & drink」となっているのでポイント2倍もらえます。

ところがこれがショッピングモールに入っているスターバックスの場合こうなります。

 

 

「Shopping」というカテゴリーに分けられ、2倍ポイントがもらえません。

 

 

これは「こめらく 横浜ランドマーク店」で飲食したときのものですが、これも「Shopping」カテゴリーです。

 

これは成田空港で飲食したときのものですがこれも「Shopping」カテゴリー。

 

私がレストランで飲食したのに「Shopping」カテゴリーとなり、2倍ポイントが付かなかったお店は以下の通りです。多分百貨店やマルイなんかでも同じことが言えると思います。

  • グランフロント大阪
  • ルクア
  • 阪急三番街
  • なんばパークス
  • あべのキューズモール
  • 横浜ランドマークタワー
  • 成田空港

他にはスタジアム、ホテルやカジノ、テーマパーク、スーパーマーケットやデパートの中に入っているレストランは基本的にレストランカテゴリーには入らないようです。(お店の設定による)

Restaurant category merchants’ primary business is sit-down or eat-in dining, including fast food restaurants and fine dining establishments. Merchants that sell food and drinks located within facilities such as sports stadiums, hotels and casinos, theme parks, grocery and department stores will not be included in this category unless the merchant has set up such purchases to be classified in a restaurant category. Bakeries, caterers, gift card and delivery service merchants will not be included in this category unless the merchant has set up such purchases to be classified in the restaurant category.

引用「Chase.com

 

 

トラベルで利用する際ポイント25%アップ

これはChaseのURポイントで航空券を購入したりホテル予約をする際、ポイントの価値が25%増しになります。

例えば10,000URポイントを現金換算すると100ドル分にしかなりませんが、Chaseのサイトを通しポイントを利用してホテル予約をすると10,000URポイントが12,500URポイントに化けるわけです。

ということはサインアップボーナスでもらえる60,000ポイントは25%増しの75,000ポイントとして使えるということ。現金に換算すると150ドルも得することになりますね。

 

これはレンタカーにも使えるのでかなり便利です。

 

 

提携パートナーに1対1でポイント移行

ChaseのURポイントを移行できるパートナーは以下の通りです。

航空会社 エアリンガス
Aer Lingus AerClub
ブリティッシュエアウェイズ
BritishAirways Executive Club
エアフランス
Flying Blue AIR FRANCE KLM
イベリア
Iberia Plus
ジェットブルー
JetBlue TrueBlue
シンガポール航空
Singapore Airlines KrisFlyer
サウスウェスト航空
Southwest Airlines Rapid Rewards®
ユナイテッド航空
United MileagePlus®
バージンアトランティック
Virgin Atlantic Flying Club
ホテル IHG
IHG® Rewards Club
マリオット
Marriott Bonvoy
ハイアット
World of Hyatt®

ポイントの移行についてはこちらで詳しく説明していますので参考にしてみてください。

 

Travel & purchase coverage(旅行保険・ショッピング保険)

  • Trip Cancellation/Interruption Insurance
  • Auto Rental Collision Damage Waiver
  • Baggage Delay Insurance
  • Trip Delay Reimbursement
  • Travel and Emergency Assistance Services
  • Purchase Protection
  • Extended Warranty Protection

これだけ保険でカバーされているようなのですが、実際どの程度使えるのかは分かりません。

 

為替手数料なし

為替手数料なしというのは海外に行ったとき非常に助かります。

「Chase Freedom」は為替手数料3%もかかるのでこれは使ってはいけません。

私は今回の日本一時帰国ではIHGでの宿泊以外は全て「Chase Sapphire Preferred」を利用しました。

 

***2021年8月に下記のベネフィットが追加されました。

50ドルのステートメント・クレジット

クレジットカードの発行アニバーサリーにChaseのトラベルサイト(Chase Ultimate Rewards)からホテル予約をし宿泊した場合50ドルのクレジットがもらえます。

 

*すでにこのカードをお持ちの方は次のアニバーサリーにもらえるようです。

ちなみに私は来年の1月とアカウントに記載されていました。

 

Chase Ultimate Rewardsでの旅行予約でポイント5倍

同じくChaseのトラベルサイト(Chase Ultimate Rewards)から旅行を予約・支払いすると5倍のポイントがもらえます。

 

ストリーミング・サービスとオンライン・グローサリーでポイント3倍

NetfixやHuluなどのストリーミング・サービスと、オンラインでのグローサリーショッピングがポイント3倍になります。

(*ターゲット、ウォルマート、コストコなどのクラブ会員制のお店を除く)

 

年1回10%のボーナスポイント付与

こちらは過去1年間に利用した合計金額の10%を、アニバーサリーボーナスとしてもらえます。

1年間に$10,000使った人は1,000ポイントがもらえるんですね。

これは嬉しい。

 

年会費

年会費は95ドル。

私が申し込んだときは1年目は年会費免除でしたが、現在は1年目から年会費をチャージされるようです。

でもサインアップボーナスだけで少なくとも1年目は元がとれます。

レストランやトラベルの利用が多い人はもちろん、「Chase Freedom」も持っている人は貯まったポイントをサファイアに移行し、それを更に提携パートナーに移行すれば間違いなく元はとれると思います。

 

この年会費はサインアップボーナスをもらうためのミニマムスペンド(4,000ドル)にはカウントされないので注意してください。

 

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一番お得なポイントの使い方

ChaseのURポイントを最大限お得に使うにはハイアットにポイントを移行するのが一番だと思います。

間違ってもIHGにポイントを移行してはいけません。

IHGの一番高級なホテル、インターコンチネンタルに宿泊するには70,000とたくさんポイントが必要ですが、ハイアットは高級ホテルのパークハイアットですら必要ポイント数が30,000ポイントとかなりお得です。

私たち夫婦は3月にパークハイアット東京に1泊したのですが、その日のレートは一番安い部屋でも1泊10万円を超えていました。そんな高級ホテルに30,000URポイント(キャッシュバリュー300ドル)で泊まれたのですから大バーゲンです。

 

まとめ

年に数回旅行に行く人には間違いなく使えるクレジットカードです。Chase Freedomと2枚使うことでポイントもざくざく貯まります。

このカードを作ってから2年半、ホテル予約(ポイント25%増)、レンタカー予約(ポイント25%増)、ユナイテッド航空へのポイント移行、ハイアットへのポイント移行と利用してきました。

今年はパークハイアット東京にも泊まり、近々ニューヨークでもハイアット系列のAndazに宿泊予定でいます。

 

はっきりと計算したわけではないのですが、少なくともこの2年半で15万ポイント程を消費していると思います。

そしてユナイテッドやハイアットは1ポイントの価値が高いときの利用だったため、ざっくり現金換算して多分30万円分の価値のある旅行を無料でできたことになります。

 

95ドルの年会費の価値あり!ということで今のところ「Chase Sapphire Preferred」を選択して間違いなかったなと思ってます。