サンディエゴに行ったら一度行ってみたかったのが「USSミッドウェイ博物館」。
サンディエゴ湾に巨大な航空母艦がどーんと存在感を放っているので、ダウンタウンのベイエリアを歩いていたら嫌でも目に入ります。
レビューもかなり良いので気になっていたのですが、今回やっと行けました。
USSミッドウェイ博物館:基本情報
1945年に処女航海をした「USSミッドウェイ」は、ベトナム戦争や湾岸戦争に参加し1992年に退役するまで47年というアメリカ海軍で最も長く従事した空母で、2004年にUSSミッドウェイ博物館として生まれ変わりました。
2021年7月現在入館者はマスク着用を義務付けられていますが、コロナワクチン接種が完了している人は免除されます。
第二次世界大戦の終了をアメリカ国民が伝えられたときの、喜びに沸く様子を撮られた写真「勝利のキス」を元に作られた像「Unconditional Surrender Statue」がすぐ近くにあります。
アクセス
サンディエゴ国際空港から車で10分もかからないのでとても便利です。
Uberだと10〜20ドル程度でしょうか。
電車AMTRAKを利用の場合は「Santa Fe Depot」駅、トローリーを利用の場合は「American Plaza Trolley Station」が最寄駅で、徒歩5分となります。
ちなみに私たちの宿泊先「インターコンチネンタル・サンディエゴ」からは徒歩10分程度でした。
駐車場(パーキング)
USSミッドウェイ博物館には専用駐車場はないのですが、すぐ隣に有料駐車場があります。夏季は特に混雑が予想されるので、早めの到着が推奨されています。
料金は10ドルから20ドルの間で、祝日やスペシャルイベントの際は値上がりするようです。
入場料金
- 大人(13歳以上) 26ドル
- 子供(6〜12歳) 18ドル
- 退役軍人(要ID)18ドル
- 子供(5歳以下) 無料
- 現役ミリタリー (要ID) 無料
- 警察官 (要ID) 無料
- 消防士 (要ID) 無料
チケットは当日現地でも購入できますが、オンラインで購入する方が列に並ばずにすむのでオススメです。
海軍航空博物館 USS Midway Museum |
|
---|---|
住所 | 910 N Harbor Dr, San Diego, CA 92101 |
営業時間 | 10時00分~17時00分 |
ホームページ | https://www.midway.org |
マップ |
館内
では早速入ってみましょう。
館内ではスマホでQRコードをスキャンすれば、無料のオーディオツアーを体験できます。
このように日本語にも対応しているので、是非活用してみてください。
ハンガーデッキ(HANGAR DECK)
まず最初に足を踏み入れるのが「ハンガーベイ」。
ここは主に航空機を修理する所だったそうですが、ここでは兵士同士のケンカから始まったボクシングゲームが繰り広げられ、兵士たちの良い娯楽となっていたようです。
それぞれの航空機にまつわるパイロットのストーリーをスマホで読みながら、または聞きながら見物できるので、ただ見て回るよりも楽しめます。
フライト・デッキ(FLIGHT DECK)
次は階段を上がり、フライトデッキへと向かいます。
船の上にいるとは思えないほど長く続く滑走路です。
かなり広いデッキではありますが空母に帰還する飛行機はたくさんあったため、スペース確保のために殆どの移行期は翼が折りたためるような仕組みになっていたそうです。
こちらは「Easy Way Airlines」。
ベトナム戦争中、郵便や人員を乗せてダナンやサイゴンに運び届け、空母に戻る仕事だったようです。
中をのぞいてみると・・・
この黄色いのが郵便袋でしょうか。
当時はインターネットがなかったので郵便は重要な役目だったんですね。
他にも数多くの説明とストーリーとともに見学することができます。
このフライト・デッキからは景色も良く、「勝利のキス」の像も見えますよ。
ロウアーデッキ(BELOW DECK)
航行時には最大4,500人の船員が乗船していたこの空母には、郵便局、理髪店、病院などの施設があり、平均年齢19歳の若者たちの生活の場所でした。
このロウアーデッキは私たちが訪れたときはまだ閉鎖されていたのですが、最近はまたオープンされています。(画像はお借りしました)
ギフト・お土産ショップ:JET SHOP
最後はギフトショップです。
マグカップやTシャツは数多くのデザインが揃っていました。
トップガンのTシャツも。
まとめ
USSミッドウェイ博物館は当時の航空機を間近で見ることができ、迫力満点でした。
ダウンタウン・サンディエゴにあり観光しやすい場所にあるので、一度は行ってほしい博物館です。