フロリダのディズニーワールドに1月に行った時の旅行記です。
フロリダのディズニーワールドには4つのテーマパークと2つのウォーターパークがあります。
その中で私たち夫婦が一番楽しみにしていたのが「エプコット」にある「ワールド・ショーケース」。
「ワールド・ショーケース」とは色んな国の食べ物や飲み物を楽しむことができる、いわば「国際博覧会」。
今回は私たちが食べ飲み歩いた経験からオススメの「国」を紹介したいと思います。
エプコット:ワールド・ショーケース基本情報
エプコットは「ワールド・ショーケース」と「フューチャー・ワールド」の2つのエリアに分かれていて、エントランスが2箇所あります。
- メインゲート:バス、モノレールの発着近く
- インターナショナル・ゲートウェイ:スカイライナー・ボートの発着近く
ワールド・ショーケースは園内の北側にあるので、インターナショナル・ゲートウェイから入ると近いです。
世界11カ国をテーマとしたパビリオン(館)があり、それぞれアトラクションやショップ、レストランが立ち並んで歩いているだけで世界中を旅しているような気分になれるんです。
では早速それぞれの国の特徴をご紹介します。
メキシコ館
まずはメキシコ館から。
おっきなピラミッドがどーんと建っており、中にも入れます。
中に入ると湖を囲んでショップやレストランがあり、なかなかエキゾチックな雰囲気です。
奥のピラミッドのそばにはお値段高めの素敵なレストラン「サン・アンヘル・イン(San Angel Inn Restaurante)」があります。
このピラミッドの中にはボートでメキシコを周遊する「三人の騎士のグラン・フェスタ・ツアー(Gran Fiesta Tour Starring The Three Caballeros)」があって、常にすいているので休憩にちょうどいいです。
ピラミッドの外にはカウンターサービスのレストラン「カンティーナ・デ・サン・アンヘル(Cantina de San Ángel)」があります。
私たちはナチョスとマルガリータでスナックタイム。
まぁまぁなお味。
ノルウェー館
「アナと雪の女王(Frozen)」のアトラクションができるまで、いまひとつパッとしなかったノルウェー館(失礼)。
メキシコ館と中国館の間に位置しています。
この「フローズン・エバー・アフター(Frozen Ever After)」はボートに乗って「アナと雪の女王」の世界を旅するアトラクションですが、もともとはバイキングの船に乗って北欧を旅するというボートライドでした。
常に60分以上待ちですが、閉園間際(花火が上がる頃)にはすいてます。
待ち時間には「アナと雪の女王(Frozen)」に出てくるサウナも登場し、乗り物よりこっちの方が楽しいかもです。
「フローズン・エバー・アフター(Frozen Ever After)」のすぐ近くには「クリングラ・バケリ・オク・カフェ(Kringla Bakeri og Kafe)」というカフェがあります。
クイックサービスのお店なのですがここが意外とおいしかったんです。
こちらはクラブサンドイッチ $8.99
サーモンのサラダ $9.99
ディズニーなのにこの値段?ってくらい安くてびっくり。
サーモンは普通に美味しかったし、クラブサンドイッチもチーズがとろけて美味でした。
コスパ良しということでオススメです。
中国館
ノルウェー館とドイツ館の間に位置する中国館。
カウンターサービスの中華料理(といってもアメリカン・チャイニーズ・・・)や、テーブルサービスのチャイニーズもあります。
たまたまかもしれませんが、ここにいたスタッフのお姉さんがめっちゃ無愛想だったことが印象的でした(笑)
興味ある方は時間を確認して行ってみてください。
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ドイツ館
次はイタリア館と中国館の間に位置するドイツ館。
ここはアトラクションがないのでレストランのみ。
ドイツならではのビールが飲めます。
街並みが可愛くて、夜もライトアップされて素敵です。
イタリア館
フランスの次に私が好きなイタリア館。
ドイツ館とアメリカン・アドベンチャー館の間にあります。
イタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」を飲みながら優雅にイタリアの景色を楽しみます。(そのへんの出店で10ドルで購入)
イタリア行ったことないけど、十分行った気分になれました(笑)
アメリカン・アドベンチャー館
次に日本館とイタリア館の間に位置する、アメリカン・アドベンチャー館。
このパビリオンの二階にはアメリカの歴史を描く30分のシアター型のアトラクションがあります。
人ではなく、オーディオアニマトロニクスと呼ばれるロボットを使った劇なのですが、たまにオーディオとロボットのセリフが合ってないことがあるのはご愛嬌。
アメリカ建国までの歴史を学べます。
アメリカ館近くでは「ファイフ&ドラム タバーン(Fife & Drum Tavern)」で「ジャンボ・ターキーレッグ」を購入することができます。
お値段13.25ドル。
でっかいのに味がしっかりしていて、なかなか美味しい。肉好きな方は是非。
日本館
続いては私の愛する日本館。
日本から旅行で来た時はなんとも思いませんでしたが、アメリカに住んでいる今となってはどうしても長居してしまうパビリオンです。
アメリカン・アドベンチャーとモロッコ館の間にあります。
鳥居の向こうにはエプコットのシンボルも見えます。
こちらは三越。
テンション上がります。
日本の物がたくさん売っていて、我慢するの大変でした。
店内は広く、和なものからアニメ関係まで幅広く陳列されています。
歌舞伎茶屋(Kabuki Cafe)では簡単なお寿司やかき氷が売っていて、うちの夫に買ってあげたところ喜んで食べていました。
夜の雰囲気も素敵。日本が恋しいぜ・・・。
モロッコ館
次は日本館とフランス館の間に位置するモロッコ館。
奥に入ると色んなお店があります。
「タンジェリン・カフェ(Tangierine Cafe)」で私たちはディナーを食べることに。
この「Mediterranean Sliders Combo」、値段は約17ドルとクイックサービスのレストランにしては少し高いのですが、美味しいのでオススメです。
お腹いっぱいになった後はモロッコな風景を堪能。
フランス館
お次は私のお気に入り、「フランス館」。
モロッコ館とイギリス館の間に位置しています。
私のオススメはこちら「L’Artisan des Glaces」というアイスクリーム屋さん。
店内はいたって普通のアイスクリーム屋さんなのですが・・・
じゃーん。
アイスクリームの上からアルコールを注いでくれるんです。
「アイスクリーム・マティーニ」を注文するとアイスクリーム2種とアルコールを1種類選べます。
アルコールはグラン・マルニエ、ウォッカ、ラムの3種あります。
アイスクリームにアルコール入れて食べたの初めてですが、斬新でおいしかったですよ。これオススメ。
さらにフランス館にはベーカリー「ブランジェリ・パティシェリ(Boulangerie Pâtisserie des Halles)」もあって、常に混雑しています。
チョコレート・エクレア $4.50
ハム・チーズ・クロワッサン $5.00
小腹がすいた時、がっつり食べたいときにも重宝するベーカリーです。
ちなみにここフランス館に、映画『レミーのおいしいレストラン』をテーマにした4Dアトラクション「レミーのラタトゥイユ・アドベンチャー(Remy’s Ratatouille Adventure)」が2020年夏オープン予定です。
イギリス館
街並みが素敵で歩いているだけで楽しいです。
イギリス館にはアトラクションはないので食べまくりましょう。
この「ヨークシャー・カウンティ・フィッシュ・ショップ(Yorkshire County Fish Shop)」はクイックサービスで美味しいフィッシュ・アンド・チップスを食べることができます。
値段も $11.49とディズニーにしては安いかと思います。
アメリカはシーフードが高いので、うちの近所ですらこんなに安くフィッシュ・アンド・チップスを食べられるところはないです。
カナダ館
最後にカナダ館。
カナダ館は目立ったアトラクションがなく、いまひとつ特徴がない国ではあるのですが、こんな素敵なガーデンが。
こちらは「ル・スリエール・ステーキハウス(Le Cellier Steakhouse)」。
1人前50ドルを超えるステーキを提供する高級レストランで、知り合いいわく「そうとうクオリティーは高い」そうです。
エプコット・ワールド・ショーケース まとめ
ディズニーワールドといえば楽しい乗り物!キャラクター!といったイメージですが、エプコットにある「ワールド・ショーケース」は食べ歩き、飲み歩きを楽しむことができる大人なテーマパークです。
意外と値段がリーズナブル(ディズニーにしては)な上に、クイックサービスのレストランでも意外と味がいいのでとってもオススメです。
しかも歩きながらアルコールも飲めるということで、お酒好きさんに特にオススメ。