2015年5月29日にオープンした「ワンワールド展望台」。
私たちは「ニューヨーク・シティパス」を使っての観光を予定していたのですが、残念ながらこの「シティパス」には「ワンワールド展望台」は含まれていません。
「単品で買うには少し高いし、どうしよう」・・・と迷っていたときに見つけたのが「ニューヨーク・ビッグ・アップル・パス」。
このパスは行きたいアトラクションを比較的自由に選べ、「ワンワールド展望台」もその選択肢に入っていたため、私たちも希望通りの観光プランを組むことができました。
昼の景色がいいか、夜景がいいか迷ったのですが、夜景はミッドタウンにある「エンパイア・ステート・ビルディング」、「トップ・オブ・ザ・ロック」に比べるとやや見劣りすると聞きました。
理由はロウアーマンハッタンには超高層ビルが少ないため、他のビルを見下ろす形となるため迫力に欠けるとか。(写真を見た限りでは十分綺麗ですけどね。)
また、「ワンワールド展望台」のあるロウアーマンハッタンは、タイムズスクエアにある宿泊先のホテル「インターコンチネンタル ニューヨーク タイムズ スクエア」から地下鉄で30分ほどかかります。
夜の地下鉄はあまり乗りたくない・・・ということもあり、私たちは午前中に行くことにしました。
ワンワールド展望台の基本情報
「ワン・ワールド展望台」のあるワンワールドトレードセンター(世界貿易センタービル)は、アメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンター跡地(グラウンド・ゼロ)に建てられた超高層ビル。2014年11月3日に開業し、翌年2015年5月には「ワンワールド展望台」がオープンしました。
ニューヨークには「ワン・ワールド展望台」、「エンパイア・ステート・ビルディング」、「トップ・オブ・ザ・ロック」の3つの展望台がありますが、この「ワン・ワールド展望台」のあるワンワールドトレードセンターは全米1の高さを誇り、また世界で6番目に高いのだとか。(2019年5月現在)
360度全面ガラス張りの展望台からは、マンハッタンの景色はもちろん、自由の女神やブルックリンブリッジも眺めることができます。
ワンワールド展望台 | |
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住所 | One World Trade Center, 285 Fulton St, New York, NY 10007 |
営業時間 | 9月5日 – 12月20日 9:00 – 21:00 (チケット販売終了時間 20:15) 12月21日 – 1月3日 8:00 – 20:00 (チケット販売終了時間 19:15) 1月4日 – 4月30日 9:00 – 21:00 (チケット販売終了時間 20:15) 5月1日 – 9月4日 8:00 – 21:00 (チケット販売終了時間 20:45)祝日の営業時間は公式ホームページでご確認ください |
公式ホームページ | https://oneworldobservatory.com/en-US |
マップ |
ワンワールド展望台への行き方
最寄り駅
- E線 World Trade Center駅
- A,C線 Chambers Street 駅
- R, W線 Cortland駅
- 1線 Rector Street 駅
- 2,3,4,5線 Fulton Street 駅
私たちは地下鉄E線の「World Trade Center駅」で下車したのですが、やたらと近未来的な綺麗な駅でした。
World Trade Center駅から地上に出ることもなく、歩いてすぐワンワールド展望台に到着です。
私たちはすでにチケットを持っていたため、そのまま同じフロアーのセキュリティーチェックへと進みました。オープンと同時の朝9時に行ったため、待ち時間は5分程度。
チケット料金
*チケットの料金は2019年5月現在です
一般入場券
- 大人 35ドル
- 子供(6〜12歳) 29ドル
- シニア(65歳以上)35ドル
*チケット購入時に日時の指定が必要。
コンビネーションパス
- 大人 45ドル
- 子供(6〜12歳) 39ドル
- シニア(65歳以上)43ドル
*チケット購入時に日時の指定が必要。
- セキュリティーチェック・エレベーター・退出の優先レーン利用可
- ONE WORLD EXPLORER(デジタル・スカイライン・ガイド)無料貸出
オール・インクルーシブパス
- セキュリティーチェック・エレベーター・退出の優先レーン利用可
- ONE WORLD EXPLORER(デジタル・スカイライン・ガイド)無料貸出
- 指定日の朝・昼・夕方いつでも入場可
- 飲み物の提供(コーヒー、お茶、エスプレッソ、ソフトドリンク、ビール、ワイン、カクテルから選択可)
お得なパートナーチケット
ワンワールド展望台の他にも「トップ・オブ・ザ・ロック」や「メトロポリタン美術館」等の観光スポットにも行く予定の人は、「ニューヨーク・ビッグ・アップル・パス」がかなりオススメです。
こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてみてくださいね。
私は前述の通り、今回のニューヨーク観光では「ニューヨーク・ビッグ・アップル・パス」を利用しました。
こんな風に現地でチケットを受け取ります。
オンラインで予約ができず、しかもチケット窓口では当日分の予約しかできないので少し不便です。
セキュリティー・チェックについて
ワンワールド展望台でも空港なみに厳重なセキュリティーチェックがあり、飲食物の持ち込みは禁止です。
以下のものは持ち込み不可のうえ、ロッカーや荷物預かり所はないのでできるだけ身軽で行きましょう。
- 自転車、スクーター、三輪車、スケートボード、ローラースケート・インラインスケート、車輪の付いた靴
- 鞄、小荷物、旅行鞄の持ち込みは高さ 25インチ、幅 17インチ、奥行き 9インチ以下のサイズのみ可能です。
- 火器やいかなる種類の武器 (ナイフ、カッターナイフ、ヌンチャク、催涙ガス、唐辛子スプレー、スタンガン、テーザー銃、レーザーポインター等)
- 花火
- プロ用の撮影機材、ビデオ カメラ、録音機器、三脚、照明、その他の関連機材
- 食料、飲料、またはアルコール
- 違法薬物
- ペット(動物)
例外:認定された介助動物と、認定取得に向けて訓練中の動物。
*生後 12 か月以上であること
ワンワールド展望台の特徴
エレベーターに乗るまで
「グローバル・ウェルカムセンター」では訪問者の出身地をリアルタイムで表示。
「Voices」という呼ばれるこの部屋ではワンワールドトレードセンター建築に関わった48人に関するビデオを閲覧できます。
「Foundations」という、この超高層ビルを支える基盤を展示するエリアを抜けたら・・・
ようやくエレベーター搭乗です。
エレベーター(スカイ・ポッド)が楽しい
展望台は100~102階にあり、skypodと呼ばれるこのエレベーターは102階まで47秒で上昇します。
このエレベーターの中にも飽きさせない最先端の工夫が満載です。
skypodと呼ばれるこのエレベーターは、102階まで47秒で上昇します。
上昇中、どのようにニューヨークのスカイラインが形成されていったのか、目まぐるしく変わる映像で観ることができます。
102階 展望台(シー・フォーエバー・シアター)
エレベーターを降りるとシー・フォーエバー・シアターでまずは2分間のビデオを観ます。
(これが結構見応えあり)
ビデオが終わるとスクリーンが上がっていき・・・本物のニューヨークのスカイラインが登場!
なんか・・・今まで行ったことのある展望台と違って「エンターテイメント」って感じでした。
100階・101階 展望台のようす
ここからは自由に展望台を歩き回ることができます。
「トップ・オブ・ザ・ロック」や「エンパイア・ステート・ビルディング」と違って広々とした空間で開放感があります。(ただし屋外に出るデッキはなし)
自由の女神
ハドソン川
ブルックリン・ブリッジ
かなり遠方に「エンパイア・ステート・ビルディング」
下の方を見るとどれだけこのビルが高いか分かりますね。
iPadによる街ガイド:ONE WORLD EXPLORER(デジタル・スカイライン・ガイド)
展望台に到着したらスタッフから説明を受けますが、これを使ったバーチャルヘリコプターツアーでニューヨークの名所に巡れるそうです。
楽しそうだとは思ったんですけどね、ここで普通にレンタルすると15ドル(高い・・・)。
コンビネーションパス($45)かオールインクルーシブパス($55)を購入すると付いてきます。
ギフトショップ
展望台と同じフロアにギフトショップがあります。
うちの夫もここでお土産を購入しており、店員のおばちゃんがめっちゃフレンドリーだったことを覚えています。(ニューヨークにもこんなフレンドリーな店員さんいるのね!とびっくりした(笑))
カフェ・レストラン
101階には軽食を販売するカフェがあり、また「ONE MIX」というバーや、ちょっとお高めのレストラン「ONE DINE」もあります。もちろん景色代込みの高めな値段設定となっているので、ちょっとした記念日とかだったらいいかもしれません。(庶民には無理よ・・・)
ワンワールド展望台まとめ
「エンパイア・ステート・ビルディング」、「トップ・オブ・ザ・ロック」、「ワンワールド展望台」と、これでニューヨークにある3つの展望台は全て制覇しました。
滞在時間は40分ほどでしたが、全く混んでいなかったためすごく楽しめました。(夜がどの程度混むのかは不明です)
展望台からの景色だけなく、展示エリアやエレベーターも見どころ満載で、普通にエンターテイメントとして楽しめる「ワンワールド展望台」、すごくオススメです。