マンハッタンのミッドタウンにある「セント・パトリック大聖堂」は毎年世界中から500万人の信者や観光客が訪れるという大変人気なカトリックの教会。
私たちは「ホテルから近い」という理由だけで行ってみたのですが、想像以上に建物の装飾が素晴らしく、思わず見入ってしまうほどでした。
そんなキリスト教徒でなくても楽しめる「セント・パトリック大聖堂」を今日はご紹介します。
セント・パトリック大聖堂の基本情報と行き方
セント・パトリック大聖堂は5番街と50th/51st ストリートにあり、ロックフェラーセンターの向かいに位置しているため、アクセスが非常に良いです。
最寄り駅は下の2駅。
- 地下鉄 E/M 線 5th Av/53rd St(5番街-53丁目)駅
- 地下鉄B/D/F/V線 47-50Street/Rockefeller Ceter 駅
どちらからも徒歩5分程度です。
私たちが宿泊したホテル「アンダーズ・5th アベニュー」からでも徒歩10分程度でした。
5番街を北に上るだけなので迷うことなく行けます。
Saint Patrick’s Cathedral | |
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住所 | 5th Ave, New York, NY 10022 |
営業時間 | 毎日 6:30〜20:45 |
公式ホームページ | Saint Patrick’s Cathedral |
マップ |
セキュリティーチェックについて
セント・パトリック大聖堂でも簡素ながらも手荷物検査があり、飲食物の持ち込みは禁止です。
とはいえ他の観光地と比べるとセキュリティーはかなり緩めでした。
ちなみに入場料はないですが寄付を募る箱は置いてありましたので、数ドルくらい入れてあげると維持費の足しにしてもらえると思います。
セント・パトリック大聖堂のみどころ
外観
昼に見ても、夜に見ても、威厳のある姿です。
建築物には特に興味のない私ですら見入ってしまう美しさです。
主祭壇
入り口を入るとすぐ目の前に飛び込んでくる美しく大きな祭壇です。
数年前に約2億ドルをかけて改修が行われ、外観も内装もこのように美しく蘇ったそうです。ほとんどが寄付金で賄われたそうですが、2億ドルとはすごいですね・・・。
近くで見ても豪華です。
ちなみにここで結婚式を挙げるカップルも多いのだとか。
公式ホームページによると1年前から教会と面談を受ける必要があるそうです。
それにしてもこんな立派な教会で式を挙げるとなると、この大聖堂に見劣りしない豪華なウェディングドレスを用意する必要がありますね・・・。
こんなのとか?
あぁ、こんなのもいいですね。
ところでこういうドレスってアメリカではいくらするんでしょうね?
早速調べてみました。
アメリカの高級デパートNordstrom (ノードストロム)より
・・・あれ?意外と安い?
2,000ドル台(20万円くらい)からありますよ。
日本ってレンタルでもだいたい30万円とかしますよね?
ちなみにAmazonでもウェディングドレスってあるの?と思って見てみたらありました・・・。
しかも激安・・・。
こんな大聖堂で式を挙げる人はドレス代をケチったりしないんでしょうけど、私だったらこのくらいで十分だなぁ・・・。
小さな祭壇
とりあえずウェディングドレスから離れましょう。
セント・パトリック大聖堂には、中央の主祭壇の周りにいくつも小さな祭壇が設けられています。
いたるところでキャンドルを灯す場所があります(2ドル必要)
ステンドグラスとパイプオルガン
この大聖堂では360度どこからでもステンドグラスが見られてとても綺麗です。
入り口上に見られるのは「バラ窓」とその手前にパイプオルガン。
本当に天井が高く美しく、アメリカにいながらもヨーロッパにいるような気分になりました。
でもこんな厳かな雰囲気な大聖堂にもこんな観光地チックな「コイン(メダル)」を作るマシーンが・・・。
ちょっと雰囲気台無しじゃない・・・?(笑)
セント・パトリック大聖堂に行った感想
実は私、この大聖堂を訪れるまでほんとうにただの「観光地」に近いものだと思ってました。
ところが実際にはお祈りを捧げるために訪れている人がたくさんいて少しびっくり・・・(アメリカ人の夫も驚いていた)
もちろん有名な大聖堂なので観光客もたくさん訪れてはいるのですが、奥の礼拝堂では写真撮影禁止という更に厳かな雰囲気の中お祈りをしている人もいました。
ロックフェラーセンターやセントラルパーク等、他の観光地にも近く大変行きやすい場所にあるので、足を運んでみると良い記念になるかと思います。