今週末はイースター休暇ですが、新型コロナウィルスの影響はまだまだ続きます。
イギリス政府は、国民に対し今週末のイースター(復活祭)休暇は家族や友人と集まらず、引き続き自宅で過ごすよう呼び掛けています。
イースターはクリスマスと並び、キリスト教徒にとってとても大切な祭事のひとつなので、家族でお祝いできないことはとても辛いと思います。
我が家もスケジュールが合えば、夫の家族や親戚とお祝いすることがありますが、今年はひっそりと自宅で過ごすことになりそうです。
グッドフライデー・イースターって何?
グッドフライデーはイエス・キリストが十字架にかけられて処刑された日で、イースターはイエス・キリストが3日後に復活したことをお祝いする日です。
キリスト教徒にとってはとても重要な祭事のひとつで、様々な様々な習慣・習俗・行事があります。
イースターに何を食べる?
キリストが処刑から3日後の日曜日に復活した「イースター」には、家族で盛大な食事をしたり、きれいに彩られたゆで卵(イースターエッグ)を食べたりして祝います。
私の夫の親戚は「我が家のイースターはギリシャ風なの」と言って、ラム肉を料理してふるまってくれます。
(写真は2019年のもの。今年はコロナの影響で自宅待機してます)
私はラム肉はあまり得意ではないのですが、これはとっても美味しかったです。
アメリカの他のお宅ではイースターにハムを食べるのが一般的です。
グッドフライデー・イースターの日にちは毎年変わる
イースター(復活祭)は年によって日付が変わる移動祝祭日ですが、必ず日曜日に祝われます。
西暦 | グッドフライデー | イースター |
---|---|---|
2020 | 4月10日(金) | 4月12日(日) |
2021 | 4月2日(金) | 4月4日(日) |
2022 | 4月15日(金) | 4月17日(日) |
2023 | 4月7日(金) | 4月9日(日) |
2024 | 3月29日(金) | 3月31日(日) |
2025 | 4月10日(金) | 4月20日(日) |
グッドフライデーは祝日?
グッドフライデーはアメリカ合衆国としての公式な祝日ではないものの、ハワイ州、コネチカット州、デラウェア州、インディアナ州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、ノースカロライナ州、ノースダコタ州、ニュージャージー州、テネシー州、テキサス州、フロリダ州では祝日と制定されています。
また、銀行やニューヨーク証券取引所などの金融市場や学校などはお休みとしているところが多いです。
私は以前シアトルに旅行中、たまたまイースターの日にターゲット(スーパーマーケット)に行ったのですが、閉まっていてびっくりした経験があります。
ちなみに私の勤める会社ではグッドフライデーがお休みになったことが一度もありませんので、私の中では「グッドフライデーは祝日」という認識はありません(笑)
まとめ
新型コロナウィルスでまだまだ不安な日々が続きそうですが、感染を防ぐために自宅待機は必要不可欠です。
今まで自由に家族・親戚・友人に会いに行けていたことを感謝し、大事な人たちを守るためにも今年のイースターはおとなしく引きこもりに徹しようと思います。